車買取の交渉には、どんな準備が必要?


車買取に出す時は、色々な準備が必要なのでいきなり業者に向かうのは避けたいです。準備とは言っても、具体的にどのような準備をすれば良いのか戸惑うものです。この記事では、交渉を上手く進める為の様々な準備を紹介します。

 

まずは車を綺麗にする

これまで一生懸命走ってくれた車を労うように、綺麗にしておくのは無駄な作業ではありません。売ってしまうのに綺麗にするというのは、一見無駄な作業にも思えますがメリットは大きいです。高く車を買い取ってもらうにあたり、汚れた車とピカピカの車があったら後者の方が好印象です。ファーストインプレッションはとても大切で、車を綺麗にしているだけで何となく大切に乗っているんだなというイメージが構築されます。しかし車が汚れていると、荒い運転をしていないか、エンジンオイルは交換しているのかなどネガティブに思われても仕方ありません。もし売ろうとする車に愛着がほとんどないようであれば乱雑な扱いになりがちですが、一つのマナーだと思って綺麗にします。

 

相場を把握する

いざ業者と話し合う前に、まずは相場を把握しておかないといけません。相場を把握せずに交渉を開始すると、提示された金額が適切なのか不適切なのか瞬時に判断できません。当然、提示された金額を元にその場でスマホを操作して調べるというのも失礼なので避けたいです。最初から頭の中に相場情報が入っていると、瞬時に良い条件か悪い条件か分かるので交渉しやすくなります。あまりにも相場とかけ離れているのであれば交渉を継続する意味合いが薄れますし、相場よりも良い条件であればこの先も話し合う価値が十二分にあります。
分からないからと言って業者のペースで話し合っていると、不本意に流されてしまう可能性があるので最低でも相場は知っておきます。

 

精神面の準備

交渉と言うと聞こえは良いですが、そこで繰り広げられるのはまさに戦いでもあります。業者は少しでも安く買い、お客側は少しでも高く売る為に言葉による心理戦を繰り広げます。つまり、業者の発言に上手く返せなかったりすると交渉のペースをどんどん握られてしまいます。すると、何となく勢いに押されてサインをしてしまったという事態になり後に後悔するかもしれません。
交渉の場では「今日決めていただけるならこの金額で」など所謂決まり文句が多々あります。そんな決まり文句に対して沈黙をすると業者の思う壺なので、何らかの返しができないといけません。交渉自体に慣れていないと、プロの業者と対等に渡り合うのは難しいですが無抵抗で飲み込まれる訳にもいきません。