廃車寸前の車。それでも、買取は可能なの?


あまりにも古くなってしまって廃車寸前という車を持っているときにどのように処分するのが最も良いのでしょうか。諦めて廃車する方法を選ぶのか、査定を受けて車買取をしてもらう努力をするのかを選べるようになりましょう。

 

廃車には費用がかかる

廃車寸前になってしまった車は潔く廃車にしてしまって処分しようと考えるかもしれません。どう考えても素人目でも買取をしてもらうのは不可能だと思えるような状況になってしまっていると、必死に業者を探し回って買取をしてもらうよりも廃車にした方が簡単で労力もかからないと考えるでしょう。しかし、廃車にするには費用がかかるというのは忘れてはなりません。もし他の方法を選んで0円で処分することができたとしたら、それだけでもメリットがあります。廃車手続きを行うためには平日に休みを取って陸運局にまで出向かなければならないという大変さもあるので、費用と労力を考慮して車買取ができないかと検討してみるのは賢い考え方と言えます。

 

査定を受けて買取へ

廃車寸前の状況になっている車も査定に出せるので、まずは一括査定を利用してどの程度の価格が付くのかを確認してみましょう。年式などの情報から現状としてどの程度で買い取るのが相場になっているかを確認できます。業者によっては幾ばくかの値段を付けて買取をすると提案してくれるかもしれません。オンライン査定を受けてみるとまずはおよその相場がわかるので、それを参考にした上で一括査定で個々の業者からの見積もりをもらうという手順で行うと良いでしょう。0円という査定がでてしまった場合でも廃車にするのに比べると費用がかからないメリットがあります。業者によっては車を引き取りに来てくれるので、処分の手間も省けるでしょう。

 

廃車専門業者なら価格が付く可能性も高い

車を手放すからには一円でも良いから値段が付いて欲しいと考えるのももっともです。廃車寸前であっても、廃車専門の買取業者に見積もりを依頼すると意外に高い価格が付く場合があります。廃車専門の業者では車を転売するのではなく、分解してパーツを取り出し、それを使って新たに車を作ったり、修理などに使用したりするという方法を選んでいるのが特徴です。廃車寸前であっても部分的にまだ使用できるパーツはあるでしょう。それを個々に見極めて見積もりをしてくれるため、数万円程度の価格が付くことも珍しくありません。業者の数はそれほど多くないので、近隣で利用できる廃車専門業者を探してそれぞれ相談してみると高く売れる可能性があります。